このビジネスを立ち上げた背景には、職人社長だったころの経験が深く関わっています。
私自身、職人として現場で直接作業すれば、2～3万円を容易に稼ぐことができました。そんな中、決まるか決まらないか分からない見積の積算業務に時間に多くの時間を費やしてしまうのはとてももったいないと感じることが多々ありました。
そんなことをしているくらいなら家族との時間を増やしたい！それなら事務員を雇用しようと思いましたが、そこまでの金銭的な余裕はありませんでしたし、仮に事務員を雇ったとしても、その業務を教えるための十分な知識や時間、場所を確保することは難しいという現実がありました。
そんな経験から、「もし、積算業務の負担を軽減できるサービスがあれば、同じような悩みを持つ職人社長や事業主の大きな助けになるはずだ！」と考えたのです。
積算業務によるストレスや時間の浪費から解放され、家族や趣味の時間、或は本来の作業に集中できるようにすることで少しでもお役に立てれば幸いです。

私が独立して見積もり作成を始めた当初、数量の把握が難しい項目や単価が不明確な項目については、「1式」という表記を頻繁に使用していました。
しかしこの書き方では、工務店や建築会社に提出した際に、競合他社との相見積もりにおいて不利になる可能性が高く、元請け様からも不満の声をいただくことがありました。
この経験から、見積もり作成においては明確で具体的な情報を提供することの重要性を痛感しました。
今では、より競争力のある見積書を提供することを自らの使命としています。